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▽ザウゼリアリコシェに棲む種族▽
■ドラゴニア■
 
 いわいる竜人です。身体は人間に比べると大きく同体力の人間の1割り増し(1.1倍)になります。体重は3割り増し(1.3倍)になります。その身体には硬い鱗があり、太い尻尾と小さな角が生えています。背中には翼があり、空を飛行することが可能です。そのため、彼らは普通の鎧を着用する事ができませんし、彼らも余程のことが無い限り、鎧を着けようとも思いません。鱗には人(ドラゴニアのこと)によりさまざまの色(体色)が付いています。
赤龍の血脈者が赤、青龍の血脈者は青い色になるようです。もちろんそれ以外の色の者も多くいます。

 プレナ山脈を中心に世界各地に住んでいる彼らはとても長命で通常の人間の約4倍の長さを生きています。陽気な者が多く、仲間意識などが強くあるようです。

 彼らが世界各地に住むには理由があります。その一つはドラゴニアには女性が少ないことです。そのため、他種の女性に頼らなければ、ドラゴニアという種族は絶えてしますのです。この事態を重く見た多くのドラゴニアたちがプレナの里を出ました。現在プレナ山脈以外で見られるドラゴニアはこの時里をでたドラゴニアやその子供たちと言われています。

 もう一つの理由は弱者を守る為です。彼らはドラゴニアとしての名誉を持っています。彼らは里に止まり暮すだけでなく、外界に出て、自分より弱い弱者を救うという一念を持って里を出ます。こうする事により、彼らドラゴニアは一流の戦士になれると考えているのです。
彼らが再びプレナの地を踏むのは、一流の戦士に成ったときのみです。

 彼らは自分たちのことを龍(ドラゴン)の子孫であると信じおり、龍(ドラゴン)を崇めています。

■ ドラゴニアの名前
  ドラゴニアは各地に住んでいる訳ですから、名前の付け方(姓名の順番など)はその土地に準じてくれて結構です。彼らの名前には必ず濁音が入ります。また、プレナの里で育った者は名前だけで、苗字はありません。名乗るときは自分の名と父親の名を名乗ります「○○の息子の××です。」というように名乗ります。ですから、父親の名を姓(苗字)としてもかまいません。
例)ヴェニス


  ドラゴニアのキャラクターになるためには以下のCPを消費してください。

ドラゴニア基本セット(50CP)
 
ST(体力)+1(10cp)DX(敏捷力)+1(10cp)HT(生命力)+2(20cp)CPを消費して能力値を上下させた後で、この修正を加えます

「貧乏」(−10cp)CPを消費して買い戻すことが可能です。

「翼での飛行」羽ではばたいて空を飛ぶことができます。が、やはり翼が傷つくと飛べなくなってしまいます。翼の大きさは自身の体がすっぽりと隠れる程度はあります。飛行による移動力は通常の2倍になりますが、「よけ」の数値はかわりません。飛行するためには荷重が並荷以下でなければなりません。(30cp)

「長寿」成長が人間の約4倍の速度で進みます。20歳になるまでの成長速度は人間と同じです。技能に使えるCPはGMとの話し合いで決めてください(人の村に住んでいる者と山に住んでいる者では精神面等の成長は違うでしょうから、それでも最大値は年齢の2倍までですよ)。(10cp)

「鱗」ドラゴニア特有の硬い鱗です。受動防御はありませんが、防護点が3点あります。かわりという訳ではありませんが、ドラゴニアは翼や尻尾、角の生えた頭のために鎧を着けることが出来ません。(10cp)

「熱狂/ドラゴン」(−15cp)

「ドラゴニアの名誉」ドラゴニアは自身、仲間、また、自身の熱狂の対象物[ドラゴン]に対する侮辱を看過できません。侮辱を償うには、相手に謝罪させるか、決闘するかです。しかし、それはあくまで自身と対等な立場の者にのみです。自身以下の者ならば必要なのは決闘ではなく、思い知らせることです。また、正式に申し込まれた1対1の戦闘に際しては、相手より有利な条件で戦いません。つまり相手が片腕ならば、自身も片方の腕を使用しないなどです。彼らは極力自身より弱い者を守ろうとします。(−10cp)

「義務感/仲間」(−5cp)

「義務感/自然」樹海は除く(−10cp)

「牙」『突き−2/切り』格闘or敏捷力で判定。(5cp)

「尻尾」『振り+2/叩き』自分の意志で動かせない。尻尾戦闘or格闘−4で判定。(10cp)

「食事のときに陽気になる」判定の軽いお祭り好きとグルメだと思ってください。誘われない限り宴会にはいきませんが、誘われると断れません。それどころか、誘われないかとソワソワするでしょう。また出てくる食べ物には全て、たとえ食べきれなくとも手を出してしまいます。これらを断ったり、諦めたりするには+3の意志力判定(それでも、判定の最大値は14です)に成功する必要があります。(−5cp)

「身体が大きい」身長が同体力の人間の1割り増し(1.1倍)になります。体重は3割り増し(1.3倍)になります。これは、特徴の肥満とは違うため増えた体重は荷重としてはあつかいません。(0cp)
 
 
基本セットへのマイナス特徴

赤龍の血脈 −5cp

炎に対する防護点が5点つきますが、寒い所(氷点下以下)ではすべての行動に−2のペナルティーを受けます。また、氷に弱くなります(防護点なし)。
青龍の血脈 −5cp
氷に対する防護点が5点つきますが、暑い所(50℃以上)ではすべての行動に−2のペナルティーを受けます。また、炎に弱くなります(防護点なし)。
 
独自の特徴
 
「体色」  レベルごとに2cp/レベルごとに−4cp
ドラゴニアの鱗は防護点をもつだけではなく、その色により、付随的な効果をもたらします。美しい色を選ぶと、容姿とは別に反応判定にプラスボーナスを得られます。同族なら1レベルごとに+1。他種族なら3レベルごとに+1のボーナスを得られます。また、それとは逆に奇麗ではない体色をしている者もいます。1レベルごとにすべての種族からの反応に−1のペナルティーがつきます。
「毒無効」 15cp
ありとあらゆる毒素の影響を受けつけません。とはいっても塩酸のような腐食するタイプのものは影響(ダメージ)を受けます。
「角が硬い」 5cp
普通は、ほぼ飾りといってもいいドラゴニアの角ですが、この角が硬く、攻撃しやすい位置についています。『突き+2/叩き』格闘−4or敏捷力−8で判定。
「爪が鋭い」 15cp
通常のドラゴニアとは違い、爪が硬く、鋭くなっています。この爪を利用し攻撃できるようになります。『突き/切り』爪戦闘で判定

 
特殊武器

『クゥトゥルヌン』

  極度に曲がった曲刀です。剣の背の(刃の無い)部分を自身の身体の一部に乗せて、体重移動や遠心力、身体で押すことにより破壊力を求めている武器です。とてもバランスの悪い武器なので、相手の攻撃を「受け」ると非準備状態になってしまいます。あまり良い鉱石は使っていないため自重の3倍以上の武器を受けると2分の1の確率で折れてしまいます。
 
切り 振り+3 長さ1 価格200フォード(ドラゴニアの里以外なら600フォード) 重さ2kg 必要体力 11
 
(投擲   切り  振り+3  抜撃14  正確2  半致傷体力×1  最大致傷体力×1.5)


『トゥユーヌン』

  剣先に相手の武器を引っかけるための突起物のついた両手持ちの大剣です。長さが1以上の武器に対して武器落しを試みることが出来ます。
切り 振り+5 長さ1、2 価格400フォード 重さ6kg 必要体力13 両手武器
切り 突き+3 長さ2 (ドラゴニアの里以外では売ってない)
◎ ドラゴニアの鎧
通常ドラゴニアは通常鎧を着けません、しかし、どうしても必要場合のために一応記しておきます。
まず、ドラゴニアには角があり、頭部の形は特殊なため、ヘルムを付ける事はできません。そのため、番号3〜5を守る防具はありません(フードなどは別扱いでもかまいません)。次に、身体ですが、翼や尻尾があるため背中に防具は付けられません。腕や足、手首や足首に付ける分には問題ありません。尻尾ですが、彼らは自分の意志で自由に動かすことができませんが、足のように真っ直ぐな骨で構成されているわけではありません、よって、尻尾にも防具を付ける事はできません(防具付けたら動かせないでしょう? 尻尾戦闘もできないですよ)。よって番号9〜11、17、18は前面のみになり、以外は通常に防具を付けることが可能となるわけです。
防具の重量は通常のまま(これは部位鎧ではなく、ベーシックの全体鎧の重量である)、値段は5倍になります。
独自の技能
 
【クゥトゥルヌン】(肉体/並)  技能なし値:剣−2
 ドラゴニアの武器クゥトゥルヌンを扱うための技能です。剣技能でも扱えますが、その時はダメージが1点減少します。
【クゥトゥルヌン投げ】(肉体/易) 技能なし値:敏捷力−6
 極度に曲がった曲刀クゥトゥルヌンをブーメランのように使用し、相手に当てる技能です。もちろんですが戻ってはきません。
【トゥユーヌン】(肉体/並)  技能なし値:両手剣−4
 ドラゴニアの武器トゥユーヌンを扱うための技能です。長さが1以上の武器に対して武器落しを試みることが出来ます。まず、武器落しを宣言して相手の武器を攻撃します。命中したら、武器技能の即決勝負を行います。トゥユーヌン側は技能に+2の修正を加えます。トゥユーヌン側が勝てば相手は武器を落とします。負ければ何の効果もありません。5以上の差で負けるとトゥユーヌンのほうを落としてしまいます。また、相手の攻撃をうまく「受け」ることに成功したら、即座に武器落しを試みることが出来ます。同様の即決勝負を行います。ただし、こうした「受け」を行う場合は「受け」に専念しなければなりません。両手持ちの武器の場合、武器落しの即決勝負に+2の修正をうけます。
【爪戦闘】(肉体/難)   技能なし値:なし
  鋭い爪を利用して攻撃するための技能です。爪戦闘を使って攻撃する場合、利き腕とは逆の腕を使ってもマイナス修正を受けません。ただし、攻撃を行う側の手には何も持ってはいけません。荷重は軽荷以下でなければこの技能を利用した攻撃は出来ません。あなたは、素手で相手の攻撃を1ターンに2回(左右の腕で)「受け」を試みることができます。武器を「受け」ることもできますが1回(2回分使用する)のみです。「受け」は爪戦闘技能の3分の2になります。
  爪戦闘を利用して蹴り(足の爪)で攻撃する場合、命中するかどうか爪戦闘−2で判定します。これに失敗すると転倒するかどうか敏捷力判定が必要です。この技能を利用した攻撃の際にはダメージに爪戦闘レベルの8分の1(端数切り捨て)をプラスします。なお、相手の防護点が4点以上ある場合は、命中したら生命力判定を行ってください。失敗すると足や手に1D-2のダメージを受けてしまいます。
【尻尾戦闘】(肉体/並)   技能なし値:格闘−4
  ドラゴニアの太い尻尾を攻撃に利用するための技能です。攻撃型は叩き、ダメージは振り+2です。長さは1になります。相手は「受け」に−2の修正を受けます。「受け」か「止め」をされたら、もう一度【尻尾戦闘】判定を行います。これに失敗するとバランスを崩してしまいます。次の自ターンまですべての防御判定に−2の修正を受けます。ファンブルすると転倒してしまいます。また、命中判定に失敗したときは【尻尾戦闘】−2か敏捷力−4で判定し、失敗すると転倒してしまいます。
【飛行】(肉体/並)   技能なし値:なし
  アクロバット飛行やホバリングをするための技能です。この技能が無くても飛ぶことは出来ます。普通に歩くのに技能が必要ないのと同じです。〈ランニング〉と違ってこの技能があっても移動力は増えません。
【荷重飛行】(肉体/並)   技能なし値:飛行−2
  通常は飛ぶことの出来ない、重荷以上の状態で飛行することができます。ただし、1分ごとに5点疲労します。1分ごとに判定し、失敗すると落下(墜落)します。


( 制作/監修:かぢ・MK  1999/11/19 )


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