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おまけのはみ出しコラム 《01》


 
 【真メガテンでのプレイヤーキャラクターの立場をはっきりさせたい】
(注:この文章は“真・女神転生TRPG”を良く理解せずに(笑)書かれています) 

T381はこれまでに2〜3回だけしか『真・女神転生』というTRPGをプレイしたことがない。 
まだまだ初心者で右も左も分からない世界なのだけれど、是非これからその面白いところをじっくりたっぷりねぶり上げるように(…なんかスケベな表現…)堪能したい!G( ̄▽ ̄) 
だけど、そのプレイした3回とも、どうも今一つしっくりこなかったことがあった。 
天翔さんと電話で話していて気付いたのだけれど、どうやらそれはプレイヤーキャラクターの、プレイする世界での立場が良くわからなかったからだったらしい。 

この真・女神転生の世界はごく近未来の世界らしい。 
そこで、超能力に目覚めた正義のプレイヤーキャラクター達が、悪魔を倒して世界…いや、まだそんな大事件には遭遇してないな…じゃあ、世間(笑)の平和を守るのだ。 
だけど、どうもこの真・女神転生というゲームのキャラクター達は、その守るべき世間に対して斜に構えてしまっている雰囲気が色濃いみたい。 
不良学生だったり、クラスののけ者だったり、山の中で修行を積んでいて人付き合いがなかったり。 
そりゃそうだろう。なにせ超能力者なんだから。並の一般市民とはいろいろ違った人間であるのは仕方のないところだ。 
…でもこれで一体どうやって連携プレイをするんだ!?G(T▽T)
TRPGは言うまでもないが、チームプレイが基本のゲームであるからして、なんか特殊なシチュエーションででもなければ、そのままではプレイが成立しない… 
そこで前述したT381の参加したセッションで、ゲームマスター氏がとった方策は 
「全員同じ部活ね。退魔クラブっていう(はぁと)」 
……なるほど。全員を同じ組織に属させる……基本的な、しかしそれゆえ最も確実な方法だ。ファンタジー系のTRPGであれば、「君らは全員同じパーティーメンバーね」と言うのと一緒だ。一緒にいるのが当然であるという設定。これならばっちり安心設計である。 
……でも、何か足りない。それだけじゃしっくりこなかったのだ。 
…退魔クラブって、一体何!?G(T▽T)
足元ががらがらと崩れ落ちる絵を想像して下さい(^^; 
自分が一体どんな組織に属しているのか、さっぱりピンと来ないわけです。そりゃそうですね、説明されてないんですから。 
どうやらこのあたり(プレイヤーキャラクターの所属とか立場)は、ルールブック等にも統一された設定は無いらしいとのことで、プレイする連中でなんとかしなくちゃならないようです。 

少々未来とはいえ、現代社会がそのモチーフになっている以上、そこに生活する人々の価値観や認識はそう大きくは変わっていないはず。変わっていればそれはルールブックに書かれてるはずだけど、そんな話は聞かないし。 
なれば、モノホンの超能力者は迫害されるっ!G(T▽T) (と言うのがT381の見解なのだ(^^;)  
T381だったら、絶対に力なんか隠して隠して隠し通して、誰か胡散臭い奴に「おまえひょっとして能力者だな。俺と同類だろう、仲間になれや」とか言われたって、「はぁ? 何言ってンのおまえ。頭おかしいんじゃないの(--;)」とか言ってシラきっちゃいますって。で、トンズラこく。命の限り。だってそれだけが生きのびる道だもの。少なくともT381だったらそう思う(^▽^; 
一番ありそうなのが、超能力の研究機関とか言う胡散くさげな秘密組織につかまって、日夜の残虐な人体実験の後に洗脳・改造をほどこされて人の世にあだなす怪物にされてしまうのだ( ̄▽ ̄) ……T381が現実に信じてるわけじゃありませんよ、実際に超能力が存在する世界で、なおかつ自分が超能力者なら、そう言うこと信じててもおかしくなさそうって話(^^; 

じゃ、そんなやつらがどうやって仲間になれるかといえば、それは決してなんにもないところからは生まれない強い絆が必要なわけで、その絆をつくるきっかけとなる事件とかきっかけが必要になってくるはず。で、天翔さんと話してて例に思いついたのが 
「全員仲間って事にするんならさあ、なんか悪の超能力研究所みたいなトコに、個別に捕まっててモルモットにされてたんだけど、そこをぶちこわして脱走した仲間、とか d( ̄▽ ̄)」
ほら、ちょっとそういう事件とかきっかけを与えるだけで、たとえば退魔クラブとかにみんなで参加しててもおかしくなさそうだし、その上部組織みたいな(たとえばゴーストスイーパー協会とか(笑))ところに保護を求めて代わりに悪魔退治に力を貸してるとか、そう言うのも頷けるようになるでしょ。 

せっかく時代が現代に近くて、所属とかの形態が、例えばソードワールドの“冒険者”みたいなレールを用意されてない真っ白な状態なんだから、そういうシチュエーションにこってみると面白いんじゃないかなーとか思う。でもその研究所の設定とか、細かいトコは決める必要なんか無くて、プレイヤー達に想像してもらえば自分らでつじつまの合う設定を考えてくれるはず。 

そうやってプレイヤーキャラクターが自分の置かれた立場と、世間に対するスタンスをしっかり把握すれば、より楽しいゲームになりそう…っていうか、ひょっとしてT381の言ってることって、基本!?(T▽T) 
 「なんだよ当たり前のこと長々とよ〜。なんか良いことでも言うのかと思って最後まで読んで損しちまったぜ(--;)」
とか思っちゃったひと、いたらごめんなさいぃ!<(T▽T)>

 
文責:T381  (1998.09.04)
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