アメリカ大陸での大仕事が終わり、フランスのパリに身を潜めているムートン一味。
ヴァネッサの隠れ家にて、怠惰な日々を送っていた。
ナンパに行くD、日本人観光客を標的にスリに行くムートン、隠れ家にて放心しているヴァネッサ。ナンパに行ったDは綺麗な女性(NPCのレティシア)と知り合う。
しかし、レティシアはICPOのゴーシェにマークされており、レティシアと食事を楽しんでいたDの前に現れたゴーシェは、レティシアを捕まえようとするがDがそれを阻止。 レティシアはその隙に何処かへ姿をくらますが、Dとゴーシェは取っ組み合いの乱闘騒ぎに発展。偶然通りかかったムートンが背後からゴーシェの頭をフランスパンで殴打し、隙を見て脱出する。
その頃、アジトにて暇を潰していたヴァネッサの元に、一通の仕事を依頼するメールが届く。そのメールの中身とは、難攻不落のテオドルコレクションの中の一つ『緋色の刻』を盗み出して欲しいとの事だった。そして、メールの差出人はレティシアだった。
(ここで、ヴァネッサが情報を集めますが、クリティカルを多数起こし序盤から殆どの情報がわかります。)
3人はアジトにて合流を果たすが、ゴーシェにつけられていたらしくアジトがバレ、脱出を余儀なくされてしまう。ダストシュートから華麗に脱出し、車にて逃走。勿論、捨て台詞は「アバヨ?、ゴーシェのとっつぁん??!」であった。
3人は各自、情報収集と作戦に必要になりそうな道具を揃えるために別々になった。
ムートンは情報屋兼PUBにてテオドルについてなどの情報、コレクションを狙って戻ってきた者が一人だけいて、実はそれがレティシアの妹だと言う情報を入手した。
ヴァネッサは現在テオドルがパリの凱旋門奥(名前を忘れました)にある宮殿に来ていると言う事で、敵情視察に行き警備の厳重さと、ゴーシェの姿を確認。
Dは街中を車で走り、道具を買い集めながらゴーシェの目をムートンからそらす為の囮的行動をした。
2度目のレティシアからのメールには、ムートン一味の実力を測るという事で、凱旋門奥の宮殿へ忍び込んで、給仕に化けている自分を探し出せという物だった。
ここでも、ヴァネッサのハッキング&クラッキングが活躍し、ほぼ見破る事が出来ないほど上手く出来た偽装工作のお陰でムートン&ヴァネッサは老夫婦と言う変装で、難無く宮殿に乗り込んだ。
宮殿に入った2人は容易くレティシアを発見し、依頼に関する細かい事を聞きだす。
『緋色の刻』の入った金庫を開ける為にはテオドルが身に付けている、カードキーが無ければいけないということで、ムートンがこれをスル事に成功。
その頃、運転手役をしていたDは見回りの服装を強奪し、パーティー場内へ乗り込むがゴーシェと遭遇。Dを発見したゴーシェは、ムートンがこの場内へ来ている事を確信し出入り口を封じてしまう。
目的を達したムートン&ヴァネッサは外に出ようとしていた所を封じられてしまう。
入り口を閉じている警官を言いくるめて外に出ようとするが、無駄に終わり強行突破となる。Dはゴーシェと格闘戦に入りながらも、軽快なフットワークで客の間をすり抜けながら、ゴーシェをやり過ごそうとするが、流石ゴーシェ。 そのフットワークに着いてくる上に隙あらば捕縛しようとしてくる。
ムートンが警官を引き付けているうちに、廊下へ出たヴァネッサはブレーカーを落として暗闇に乗じて脱出する作戦を実行するために、ブレーカーを落としに走る。
形勢が不利なDを助けるためにムートンはシャンデリアにワイヤーを絡ませ、ブレーカーが落ちると同時に、上段から滑空しDを捕まえる事に成功し窓を突き破り脱出。
ヴァネッサとレティシアは別ルートにて逃走に成功。
再び、出会った4人は今後の事を相談していると追っ手に追いつかれてしまうが、ヴァネッサの地域知識クリティカルによって、13人の追っ手を全てまくことに成功。
レティシアの妹ルキアは『緋色の刻』を使った特殊な催眠効果によってテオドルの操り人形になっており、それを解除するには『緋色の刻』が必要だと聞かされる。
ともあれ、テオドルの屋敷(城)に乗り込む事になった一行は、城のあるブルゴン地方に車を走らせた。
ブルゴン地方に着き、テオドルの城が見える場所にて綿密な作戦をたてた結果、ムートン&レティシアがこっそりと侵入。Dが陽動を担当し、ヴァネッサは脱出手段の確保と、警備システムを乗っ取って、侵入舞台の手助けということとなった。
水路から侵入に成功した2人は忍びながら、宝物室を目指す。Dは大量の衛兵に見つかっては引き離し、見つかっては引き離しをしつつ、宝物室目指す。
途中、レティシアとはぐれたムートンはレティシア、D、ルキアが戦っている場所に遭遇。しかし、実際には背後からヒットマンがレティシアを狙撃しようとしていたのである。
それに気がついたDはレティシアに飛びつき銃弾をかわすことに成功、ムートンはワルサーを抜き放ち銃弾をヒットマンに撃ち込む。
ルキアをDとレティシアに任せ、先を急ぐムートン。しかし、その先で待ち構えていたのはテオドルだった。悪役と泥棒の互いをけなす台詞が終わるのを合図に銃撃戦が始まる。勝負は一瞬でついた…、テオドルの銃弾を紙一重でかわしたムートンの放った弾丸は、確実にテオドルの体を射抜き、気絶に追い込んだのであった。
テオドルを倒したムートンはカードキーで宝物室を開けるが、最後のトラップはここに仕掛けられていた。開く扉の中からはライトに照らされた『緋色の刻』の眩い光り、扉を開ける事によって再生された「自殺しろ!」と言う命令…。
しかし、そのトラップもヴァネッサの間一髪の警告で事無きをえて、『緋色の刻』と他のテオドルコレクションを盗る事に成功した。
Dとレティシア、気絶したルキアと合流し脱出しようとするが、最大の敵が現れたのだった。そう、ゴーシェである。
ムートンの第6感が働き、扉の向こうにいる事がわかったので、ライトと『緋色の刻』によって催眠効果でやり過ごそうとするが…、何とも都合の良いクシャミによって失敗。結局、大急ぎで城の中から脱出し、用意してあったボートで安全な場所まで逃げたのであった。
『緋色の刻』の暗示を解くことに成功したレティシアはルキアとの再会を喜び、『緋色の刻』の処分をPLにゆだねた。それを受け取ったDは湖に向かってそれを投げ、それをムートンワルサーで打ち砕くのであった。
END
嘘です(笑)
実は、ムートンは射撃の判定に失敗。
後で、一人で捜しに行かされたとか、されないとか…。