Table-talk Role Playing Game Circle"SAI-KORO-TEI"
ブレイド
オブ
アルカナ
忘却の騎士

騒がしい酒場で吟遊詩人の詩が聞こえる
光に祝福されし者達の詩、闇に囚われし者達の詩
そして歴史の闇に生きる者達の詩を・・・
これから語る物語は歴史の表舞台はけして出ぬ英雄達の物語だ
光と闇、混沌と秩序、それぞれの思惑の中で戦い、苦しみ
ある者は闇に落ち、ある者は光の祝福を受ける
ここでは一人の騎士と聖女の話をしよう

その少年は何百年と続く家系の長男として生を受けた
少年は家系の重圧に耐え、青年となり騎士として成長していった
しかし彼は、いや彼の出生を良しとしない父に疎まれ青年は
苦悩していた
そして彼ら一族の歴史と血筋を呪うが如く一つの事件がおきた・・・
青年には腹違いの妹がいた
少女は清楚で美しく回りから好かれる存在だった
しかし光が強ければ強いほど闇は濃く彼女を縛るのであった
だからであろう、青年と少女は恋に落ちた
それはまるで彼ら一族が自分達の歴史の闇に屠った真実をなぞるが如く行いであった
そして彼ら二人の秘密を知った父は嘆き悲しみ、狂気に、闇の鎖に囚われた
「おお!我が血筋に穢れた血を混ぜたがためにあの忌々しい真実が表に出るとは・・・
 これもそれもあの男がいるからだ。あの忌々しい男を殺せば・・・そう殺してしまえばいい!」
 

男は全身を血に染めていた
辺り一面にはおびただしいほどの血と死体が転がっていた
男の身体にも立っているのが不思議なほどの傷があった
「なぜ私はこんな所にいるのだ・・・そして私は誰なのだ!」
男の声が戦場跡に響き渡った
しかしその声に答える者はいない
会えて答える者がいるとしたら全てを無をもって答える屍のみ

これが忘却の騎士と呼ばれる男の物語の始まりだ
この物語の結末を知りたければこの男の旅に加わればいい
しかしこの道は厳しく困難であろう
命を落とす旅になるかもしれない
それでも真実が知りたければこの扉を開けるがいい
彼ら英雄達の道に光りあれ 

股旅?(笑)

 
(コメント) T381

月夜鳴氏のPC『アーバイン』の紹介テキスト。月夜鳴氏作。
アーバインは、強烈に防御が堅く、キ●ガイのようにクリティカルヒット率の高い、ルーラー泣かせのナイスガイだG(>▽<)

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